鰆(さわら)

岡山に春を告げる魚、鰆(サワラ)

  • 岡山県

春を告げる魚『魚へんに春→鰆(さわら)』

鰆(サワラ)は成長とともに、サゴチ、ヤナギ、サワラと名前が変わる出世魚。

春になると瀬戸内海には産卵のためにサワラが多くやってきます。
そのため、この時期が最もサワラが獲れる時期で、春によく見かけることから『春を告げる魚』として親しまれ、そのような意味合いから漢字も『魚へんに春→鰆』と書き、また俳句でも春の季語として用いられます。

鰆(サワラ)の旬はやはり春?それとも…?

春は漁獲量も多く、また、瀬戸内海に面する岡山県ではサワラの白身とともに、真子(卵)や白子も一緒に食べる文化もあるため、この時期が旬と言われます。
が、主にサワラの白身を味わうなら産卵期前の脂がのった『冬が旬』とも言われ、刺身などは冬の方が美味いという人も。
(ちなみに、白身を中心に楽しむ関東では冬が旬とされ『寒鰆』とも呼ばれます。)

岡山県民が愛する鰆(サワラ)

上述のように、瀬戸内海に面する特に岡山県では古くからサワラ料理が親しまれ、サワラの消費量は日本一。その消費量は全国の約3割を占めるという。

岡山県内のスーパーでは普通にサワラが販売され、刺身やタタキまで販売されているようです。まさに日常の生活の中で親しまれ愛されている岡山県民のソウルフードですね。

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