京都民のソウルフード ?『パン・サンドイッチ』
- 京都府
- 2017年2月9日
日本の古都京都は『和』のイメージ?
日本の古都、伝統的な街、『和』というイメージが強い街と言えば、やはり京都でしょう。
他県民からすると、そのイメージが先行するため、よく言われる『おばんざい』や『京野菜』『京料理』という『和食』の文化が根強く、それ以外のものはあまり好まないのでは…?という食文化のイメージが強いのではないでしょうか。
京都民、実はパンが大好き!?
そんな『和食』のイメージが強い京都ですが…
実はパンの消費量、菓子パンの消費額が日本一!
さらに、人口10万人あたりのパン屋店舗数も全国第2位という実績も!
意外でした…
そうなんですね、京都民はパンが大好きなんですね~
しかもパンだけではなく、パンを食べる時に一緒に頂くことが多いものについても、バターの消費金額1位、牛乳の購入量1位、コーヒーの購入金額1位と、ここまで揃えば、パンは京都民のソウルフードと言ってもいいでしょう。
- ※消費量は2012~2014年の平均値データ(新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]より)
- ※菓子パンの消費額は2014年、2015年のデータ(地域の入れ物より)
- ※人口10万人あたりのパン屋店舗数は2012年のデータ(新・都道府県別統計とランキングで見る県民性 [とどラン]より)
- ※バターの消費金額、牛乳の購入量、コーヒーの購入金額は全て東洋経済オンラインより
京都のサンドイッチ事情
先日放送の『秘密のケンミンショー』でも、京都のパン、特に京都のサンドイッチ事情が放送されました。
京都民は老若男女を問わず、みんなサンドイッチが大好きなようで、
- ・美味しいところが多く、どこに行っても京都のサンドイッチは美味しい
- ・色々な種類があり、タマゴサンドでもたくさんの種類がある
- ・京都ではどこにでもサンドイッチが売っている
- ・京都のサンドイッチを特集する価値は十分ある
という声が。
番組では、そのような声をもとに、以前の『京都府民は、ホンマはものすごぉパンが好きなんどすぇ!?』でも放送した『カルネ』を販売している『志津屋』さんへ。
カルネはもちろんのこと、様々なパン、サンドイッチが販売されており、中でもビーフカツサンドとオムレツサンドが人気商品という。
ちにみに『カルネ』とは、ハムと玉ネギをサンドしたパンで、40年以上も売れ続けている人気商品。1日3,000個売り上げるという。
志津屋『カルネ』厚焼きタマゴサンドが大人気!
また、京都でタマゴサンドと言うと、ボリューム満点の、分厚い厚焼きタマゴをサンドしたタマゴサンドが大人気。
番組では次に『喫茶マドラグ』さんのタマゴサンドが紹介されました。
昆布ダシや牛乳を入れることで、タマゴの味に深みを与えフワフワでパンに合うよう、独特な味わいの厚焼きタマゴに仕上げています。
様々な店舗が独自のサンドイッチを販売
さらに、パン屋さんや喫茶店だけではなく、
『京都ではどこにでもサンドイッチが売っている』
という声があったように、様々な店舗でサンドイッチが販売されています。
精肉店では『牛しぐれ煮さんど』、京漬物屋さんでは『漬物サンドイッチ』、割烹では焼き鴨肉をサンドした『鴨サンド』、フルーツパーラーでは『スペシャルフルーツサンド』、お茶屋さんには『チキンと生ハムのサンド』、こちらは抹茶にからめて頂くという。その他にも『京しば漬けタルタルの厚切りハムサンド』や『しめ鯖サンド』と、本当に様々なお店が、そのお店らしい独自のサンドイッチを扱っているようです。
京都にここまでサンドイッチが浸透している理由として、京都は昔から学生の街で、当時のハイカラなものを好む学生にサンドイッチは最適であり、そのような歴史性から浸透していったのではないか、という解説がされていました。
他県民からすると、京都旅行の際には『京料理』や『おばんざい』等の和食を中心に頂きたいところです。
が、ここまで大人気なら、やはり京都のパンやサンドイッチを食べずにはいられませんね~
名称 | パン・サンドイッチ |
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地域 | 京都 |
情報ソース | ・秘密のケンミンSHOW |
参照サイト | ・あの「京都人」が、ここまでパンを愛する理由(東洋経済オンライン) |