地元が愛してやまないソウルフード

人々を笑顔にする屋台の魅力

福岡の夜と言えば、やはり『屋台』でしょう。
夜になると街中には多くの屋台が並び、美味しい食べ物と楽しい雰囲気が溢れています。その数は100軒近いと言われます。

屋台には、ラーメンやおでん、餃子など、様々なメニューが豊富に揃っています。

なかでも福岡屋台ならではの『焼きラーメン』は有名です。
麺に豚肉や野菜、豚骨スープなどを加えながら鉄板の上で焼き上げます。
その発祥は天神エリアの『小金ちゃん（こきんちゃん）』と言われ行列必至の屋台です。

また、食べ物もいいですが、やはり福岡の屋台と言えば、店主や回りのお客さん達とのコミュニケーション、その人情・風情が良いですね。

美味しい食べ物や楽しい雰囲気を味わいながら、店主や地元の方々をはじめ、観光客同士の見ず知らずの方々との交流も楽しめます。
福岡の屋台は、人々を笑顔にする魅力がたくさん詰まっています。まさに屋台という食文化ですよ。
福岡に来たらなら、ぜひ『屋台文化』というソウルフードを味わいたいものです。

1945年頃の戦後の混乱の中で、簡易的な仮設店舗からはじまったとされる屋台営業。福岡県内では、福岡市、北九州市、久留米市などが古くから屋台で知られますが、やはり福岡市の屋台が一番多く有名です。

さらに、福岡市の屋台で有名なエリアは3つあり、九州一の歓楽街と言われる『中州』、商業ビルが立ち並ぶ都会的な『天神』、長浜ラーメンで有名な『長浜』の3つのエリアになります。

ちにみに、最近は観光客が多いと言われる屋台ですが、地元の方々も訪れ、落ち着いて楽しめるのは『天神』エリアの屋台という情報が多いです。