地元が愛してやまないソウルフード

味付けは様々

『すいとん (だんご汁)』とは、小麦粉を練ってつくった団子と、ごぼう、しいたけ、人参、ねぎ、豚肉などの具材を一緒に煮込んだ郷土料理です。

味付けは出汁に醤油や味噌、あるいはそのブレンドなど、各地域・家庭あるいはその日によってと様々です。

小麦文化の群馬では定番の郷土料理であり、腹持ちもよく、特に食料不足の時代には米の代用食として親しまれていました。

ちなみに、小麦粉を練って作った団子状のものと、野菜等を一緒に煮込んだ郷土料理は、全国的には一括りに『すいとん』という名称で呼ぶ場合もありますが、地方によっては『だご汁』『ひっつみ』『はっと』などと呼ばれ、中に入る具材や出汁、醤油ベースか味噌ベースかという味付け、調理方法も異なったりと、似た料理ではありますが、その地方によって『すいとん』とは異なる郷土料理と認識する場合もあります。