ソウルフード.jpより

国道9号線沿いの『レトロうどん自販機』

  • 島根県

レトロうどん・そばの自販機を3台設置・稼働

昭和の時代から存在するレトロな自販機『うどん・そばの自販機』。

このレトロなうどん・そばの自販機が、1店舗に3台設置・稼働しているコーナーが島根県にはあります。
島根県益田市国道9号線沿いにある『後藤商店(本店)』さんの自販機コーナーです。

3台も揃っているだけに、メニューは『スタミナうどん』『肉うどん』『天ぷらうどん』『きつねうどん』『肉そば』『ラーメン』と豊富です。
神奈川県相模原市の『自販機の聖地』などの一部を除くと、他ではなかなかお目にかかれないラインナップだと思います。

このレトロ自販機のうどんやそばを求め、他県からも多くのドライバーやバイカーが訪れ、平日でも200食は売れるといいます。

レトロ自販機は、島根県内ではその他、出雲市や浜田市などにも存在し、今も現役で稼働しています。

レトロ自販機の仕組み

このレトロ自販機の仕組みは、まず厨房で、うどん・そば等の麺と天ぷらやネギなどの具材が器に盛られ、その器が自販機内にセットされます。

自販機にお金を入れて注文スイッチを押すと、自販機内にセットされた器に、一度、お湯が注がれ湯切りされ、その後にアツアツのスープが入りうどん・そばが出来上がるという仕組みです。

レトロ自販機の歴史と現状

うどん・そばの自販機は1970年代、長距離トラックドライバーへの深夜の食事や、マイカーブームにより、国道沿線のドライブインやサービスエリア、商店を中心に広まったと言われます。

その後、24時間営業のコンビニやファストフードの増加におされ減少します。

現在はメーカーの生産も終了し、修理もままならない状況ですが『何とか直して欲しい』との声も多く、クラウドファンディング等で資金を調達し、修理している例もあります。

現状は厳しい状況ですが、何とか生き延びて欲しい自動販売機です。

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