夕張カレーそば

『夕張メロン』で知られる街のソウルフード『夕張カレーそば』

  • 道央

炭鉱マンたちも愛したソウルフード

全国的にも知られる『夕張メロン』でお馴染みの夕張(ゆうばり)市。

夕張メロンは言うまでもなくですが…
その他にも古くから、地元民から愛され続けるソウルフードがあります。

その一つが『夕張カレーそば』。
夕張は古くは炭鉱で栄えた街ですが、当時の炭鉱マンたちが愛したメニューであり、今でも地元民はもちろん、近郊地域の老若男女から愛され続けるソウルフードです。
豚肉と玉ねぎを使ったカレーそばは、どんぶりいっぱいになみなみと、トロトロなカレーの海が広がっています。

夕張カレーそば

寒い冬には、やはりカレーそば♪
ここは白いご飯と一緒に頂くのが礼儀でしょう。食べない訳がありません(^^;

発祥は地元の蕎麦店『藤の家』さん

夕張カレーそばの発祥は、地元の蕎麦店『藤の家』さんです。
残念ながら2009年に閉店しましたが、その味を何とか残し承継しようと動いたのが、地元の飲食店さん達。
『夕張カレーそば協議会』を発足し、現在も藤の家さんの味をベースにした、各飲食店さんオリジナルのカレーそばを提供しています。

日本の高度経済成長を支えてきた街

北海道・道央地域に位置し、明治、大正、昭和という時代を、炭鉱の街として栄えた夕張市。

当時の日本のエネルギー源と言えば石炭。
そのエネルギー源を3時代に渡り供給してきた夕張は、まさに日本の高度経済成長を支えてきた、今の日本の礎を築いた街と言えるでしょう。

日本遺産〜北の産業革命『炭鉄港(たんてつこう)』

北海道・夕張の『石炭』のように、北海道には日本の高度経済成長を支えてきたものとしてその他、『鉄鋼』『港湾』、これらをつないだ『鉄道』があります。

北海道のこれらの歴史・遺産をまとめて、北の産業革命『炭鉄港』として命名され、2019年には文化庁より『日本遺産』に認定されました。

日本遺産に認定された炭鉄港ですが、その歴史の中で愛されてきたグルメが『炭鉄港めし』として紹介されています。
もちろん『夕張カレーそば』も選ばれています。

(詳細は、炭鉄港ポータルサイトにて)

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