冷や汁

写真は宮崎県の郷土料理『冷や汁』

『冷や汁』って宮崎じゃないの?埼玉の『冷や汁』?『すったて』とは?

  • 関東

いや〜、それにしても暑いですね(^_^;)
まだ7月上旬ですが、真夏日が続いています…
充分な水分と適度な塩分を補給し、熱中症にはお気をつけください。

やはり暑い日には、冷たいものをさらっと・つるっと頂きたいものです。

宮崎県民のソウルフード『冷や汁』

夏の風物詩の一つであり、暑い夏を乗り切るためにも必要な宮崎県民のソウルフード『冷や汁』。

焼いたアジやイワシ等の身をほぐし、すりゴマを加え味噌と和え、氷水や冷たい出汁でのばし、豆腐やキュウリ、青ジソ、ミョウガ等の薬味を入れ、熱々のご飯にかけて食べる宮崎の代表的な郷土料理の一つです。

実はこの宮崎を代表的する郷土料理の一つ『冷や汁』は、宮崎だけではなく埼玉でも同じような郷土料理が存在し、夏の家庭料理として親しまれているんです。

埼玉県にも冷や汁?

『冷や汁』は埼玉県の一部地域でも夏の家庭料理として食され、特に埼玉県川島町(かわじままち)では『すったて』と呼ばれています。

埼玉県川島町の冷や汁『すったて』

埼玉県川島町の『すったて』は古くから伝わる郷土料理です。

すったては、宮崎県の『冷や汁』のようなアジやイワシ等の魚は入れず、野菜を中心に味わいます。
また、川島町の地域は古くから小麦の栽培も行われ『うどん文化』が根付いており、すったては、主にご飯ではなくうどんを入れて頂きます(冷や汁麺)。

宮崎と埼玉、なぜ?冷や汁のルーツ

冷や汁のルーツを辿ると、古くは鎌倉時代の『鎌倉管領家記録』に『冷や汁』の記述があると言われます。

味噌を調味料とした料理が僧侶等によって全国的に広められ、気候風土が適した地域のみに残ったとされることから、宮崎と埼玉の『冷や汁・すったて』そのルーツは同じと言えるでしょう。
ただ、現在の宮崎県の冷や汁が『鎌倉管領家記録』に記されている冷や汁に一番近いようです。

第2のうどん県を目指す埼玉県?

うどんと言えば、やはり讃岐うどんをソウルフードとする香川県。
うどんの消費量はもちろん全国No.1!
(自ら『うどん県』と名乗るだけはあります。)

川島町をはじめ、埼玉県は古くから小麦の生産が盛んな地域であり『うどん文化』が根付いている地域も多く、加須(かぞ)市の『加須うどん』や熊谷市の『熊谷うどん』、鴻巣(こうのす)市の麺の太さ・幅が7〜8cmある『川幅うどん』など、県内には数多くのご当地うどんが存在します。

そう言えば、うどんがメインのご当地レストランチェーン『山田うどん』も埼玉中心ですよね。

さらに、うどんの生産量は全国No.2という実力も。

これらのことから、香川県に追い付け・追い越せと、埼玉県民の一部はひそかに『うどん県』を狙っているようです…
消費量等ではまだまだ厳しい状況のようですが…(^_^;)

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