京都民のソウルフード ?『パン・サンドイッチ』

  • 京都府

日本の古都京都は『和』のイメージ?

日本の古都、伝統的な街、『和』というイメージが強い街と言えば、やはり京都でしょう。

他県民からすると、そのイメージが先行するため、よく言われる『おばんざい』や『京野菜』『京料理』という『和食』の文化が根強く、それ以外のものはあまり好まないのでは…?という食文化のイメージが強いのではないでしょうか。

京都民、実はパンが大好き!?

そんな『和食』のイメージが強い京都ですが…

実はパンの消費量、菓子パンの消費額が日本一!
さらに、人口10万人あたりのパン屋店舗数も全国第2位という実績も!

意外でした…
そうなんですね、京都民はパンが大好きなんですね~

しかもパンだけではなく、パンを食べる時に一緒に頂くことが多いものについても、バターの消費金額1位、牛乳の購入量1位、コーヒーの購入金額1位と、ここまで揃えば、パンは京都民のソウルフードと言ってもいいでしょう。

京都のサンドイッチ事情

先日放送の『秘密のケンミンショー』でも、京都のパン、特に京都のサンドイッチ事情が放送されました。

京都民は老若男女を問わず、みんなサンドイッチが大好きなようで、

  • ・美味しいところが多く、どこに行っても京都のサンドイッチは美味しい
  • ・色々な種類があり、タマゴサンドでもたくさんの種類がある
  • ・京都ではどこにでもサンドイッチが売っている
  • ・京都のサンドイッチを特集する価値は十分ある

という声が。

番組では、そのような声をもとに、以前の『京都府民は、ホンマはものすごぉパンが好きなんどすぇ!?』でも放送した『カルネ』を販売している『志津屋』さんへ。

カルネはもちろんのこと、様々なパン、サンドイッチが販売されており、中でもビーフカツサンドとオムレツサンドが人気商品という。

ちにみに『カルネ』とは、ハムと玉ネギをサンドしたパンで、40年以上も売れ続けている人気商品。1日3,000個売り上げるという。

Screenshot of www.sizuya.co.jp
志津屋『カルネ』

厚焼きタマゴサンドが大人気!

また、京都でタマゴサンドと言うと、ボリューム満点の、分厚い厚焼きタマゴをサンドしたタマゴサンドが大人気。

番組では次に『喫茶マドラグ』さんのタマゴサンドが紹介されました。
昆布ダシや牛乳を入れることで、タマゴの味に深みを与えフワフワでパンに合うよう、独特な味わいの厚焼きタマゴに仕上げています。

Screenshot of madrague.info
喫茶 la madrague(マドラグ)

Screenshot of lifemagazine.yahoo.co.jp
『喫茶マドラグ』の記事(Yahoo!ライフマガジン)

様々な店舗が独自のサンドイッチを販売

さらに、パン屋さんや喫茶店だけではなく、
『京都ではどこにでもサンドイッチが売っている』
という声があったように、様々な店舗でサンドイッチが販売されています。

精肉店では『牛しぐれ煮さんど』、京漬物屋さんでは『漬物サンドイッチ』、割烹では焼き鴨肉をサンドした『鴨サンド』、フルーツパーラーでは『スペシャルフルーツサンド』、お茶屋さんには『チキンと生ハムのサンド』、こちらは抹茶にからめて頂くという。その他にも『京しば漬けタルタルの厚切りハムサンド』や『しめ鯖サンド』と、本当に様々なお店が、そのお店らしい独自のサンドイッチを扱っているようです。

京都にここまでサンドイッチが浸透している理由として、京都は昔から学生の街で、当時のハイカラなものを好む学生にサンドイッチは最適であり、そのような歴史性から浸透していったのではないか、という解説がされていました。

他県民からすると、京都旅行の際には『京料理』や『おばんざい』等の和食を中心に頂きたいところです。
が、ここまで大人気なら、やはり京都のパンやサンドイッチを食べずにはいられませんね~

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